【審査総評】

　審査員　明石　聴濤　　

　学校・書道塾からの出品が20か所以上の中、バランスも考えながらはば広く選ばせていただきましたが、それでも片寄ってしまった様です。それだけ、普段からしっかりと教えておられる塾が多いという事でしょう。地元の文化向上の将来に繋がる学生が一人でも多く育成される事をお祈りいたします。

【予備審査評】

　予備審査員

• 幼児・小学校　　　

　ていねいで、かつのびやかな筆使いの作品が多く見られ感心しました。学年相応の課題選びが大切で、難度の高いものにチャレンジするのも良いですが、基本の運筆を大事にした作品の方が良い印象を持ちました。

• 中学校　　　

　それぞれの段階で培われた力と日頃の鍛錬の成果が作品に表れていました。生き生きとした線で自分らしい作品に仕上げていました。バランスを意識して書くことで、さらに完成度の高い作品になると思います。

• 全　体　　　

　半紙に折り目のある作品があり、気になりました。汚れ等もありましたので、清書作品の扱いには十分配慮してほしいと思います。